アメリカのバイデン大統領が、ウクライナが提唱する和平案「平和の公式」を協議する6月の「世界平和サミット」を欠席するのではとの観測が広がっています。理由は11月の大統領選に向けて資金集めの国内イベントと重なるためと見られます。
世界サミットは6月15~16日に開催
ウクライナが和平案を提唱する世界平和サミットはスイスで6月15~16日に開催されます。バイデン大統領は6月13~15日のイタリアでのG7サミットに出席した後、スイスには向かわず、15日に資金集めイベントが予定されるロサンゼルスに移動する見通しです。
トランプ優勢を受けての対応か
ロサンゼルスの資金集めイベントには、オバマ元大統領やジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツが参加し、かなりの選挙資金が集まる見込みです。トランプ前大統領に支持率でリードを許す中、現職のバイデン氏としてはウクライナにかまけて選挙に負けては、元も子もないと、現実を見ないといけない状態であるようです。
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