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古代ローマのコンクリートが[現代技術]を超える!?

2024年6月15日


初代神聖ローマ皇帝・カール大帝

 

古代ローマ人が使っていたコンクリートが、現代のコンクリートよりも耐久性が高いことをご存知ですか?約2000年前に作られた建物や構造物の多くが、今もなおその姿を留めています。特に、ローマのパンテオンはその驚異的な耐久性の一例です。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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秘密は火山灰にあり!

水滸伝って何? 宋江

 

古代ローマのコンクリートの秘密は、ポッツォラーナと呼ばれる火山灰にあります。火山灰を混ぜることで、化学反応が起こり、非常に強固で耐久性のあるコンクリートが作られるのです。この技術は、ローマ人が火山活動の多い地域に住んでいたからこそ生まれました。

 

 

現代科学も驚愕の強度

 

研究者たちは、古代ローマのコンクリートが自己修復能力を持っていることを発見しました。微細な亀裂が発生すると、火山灰に含まれる成分が反応し、新たな鉱物を形成して亀裂を埋めるのです。これにより、建物が長期間にわたり劣化しにくくなります。

 

 

再び注目される古代の知恵

各地の寺院を勧請し建物を修復する文覚.jpg

 

現代の建築技術でも、古代ローマのコンクリートの特性を再現しようとする動きが進んでいます。環境に優しく、耐久性の高い建材として、再び脚光を浴びているのです。

 

 

締めの一言

 

次に古代ローマの建築物を訪れる機会があれば、その驚異的な技術と耐久性に思いを馳せてみてください。古代の知恵が、未来の建築にどのような影響を与えるのか、想像するのも楽しいかもしれません。

 

 

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