広告

ロシアはウクライナ領内から兵力を分散せざるを得ない[軍事専門家指摘]


オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

8月6日よりウクライナ軍が国境を接するロシア西部のクルスク州で大規模な越境攻撃を開始した事について、ウクライナの軍事専門家はウクライナ軍は活発で攻撃的な行動によって作戦上の奇襲という効果を得たとSNSで投稿しました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ロシアは兵力分散を余儀なくされる

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

ウクライナの軍事専門家は、今回の越境攻撃について、ウクライナ側の作戦規模からすると、クルスク州のロシア軍だけで迎撃は容易ではなくロシア軍はウクライナ領内の別の戦闘地域から部隊を引き上げざるを得なくなると指摘。ウクライナ軍の越境攻撃の狙いの一つはロシア側の戦力を分散させる事として、それは成功を収めたとしました。また、越境攻撃は単発ではなく、近い将来新しい作戦の方向性が見えるだろうとしています。

 

 

ウクライナは越境攻撃を交渉材料に

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

ウクライナ軍の越境攻撃の目的は、クラスク州ズシャにある欧州向けのガスパイプラインの制圧。ウクライナ戦争を自国民に目隠ししているプーチン大統領に対し、ウクライナ領土へ侵攻を加え、実際にロシア国民に被害を与える事でプーチン大統領の支持率を低下させる狙い、また、冬にも始まるウクライナとロシアの停戦交渉において、ロシア領土を占拠する事で有利な領土交渉をおこなう狙いもあるようです。

 

▼こちらもどうぞ

ウクライナがドローンでロシアの航空基地を攻撃する[切実な理由]

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-外部配信
-