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人権団体代表国際社会の無力さを痛感。ウクライナ軍のみが[市民]を守れる


内容に納得がいかないkawauso様

 

ロシアの軍事侵攻が2年半に及ぶウクライナでは、ロシアのクルスク州で大規模な反抗作戦が続いている一方、国内ではロシア軍による激しい戦闘が絶え間なく繰り広げられています。戦争犯罪を記録する活動で一昨年ノーベル平和賞を受賞したウクライナの人権団体「市民自由センター」の代表、オレクサンドラ・マトイチュク氏は「市民を守る唯一の手段は軍事力しかない」と苦しい胸中を明かしました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ロシアの指導者を侵略の罪で裁くことを目指す

東京スカイツリー、kawausoさん

 

「市民自由センター」は、ロシア軍がウクライナで行った暴力や性的暴行などの戦争犯罪を記録する活動をしています。マトイチュク氏がこの活動を続ける理由は、ロシアのプーチン大統領や軍事・政治の幹部を侵略の罪で訴追するという前例を作り、将来の戦争を防ぐためです。彼女は「戦争を始めた国家と指導者が裁かれなければ、侵略戦争を止めることはできない」と強調しています。

 

 

記録された78,000件以上の犯罪とロシアの責任追及

世界史05b ロシアの国旗b

 

「市民自由センター」は、戦争が始まって以来、7万8000件以上のロシア軍の戦争犯罪を記録しました。この記録を基に、国際社会がロシアの戦争犯罪を裁き、被害を受けたウクライナの市民が賠償を受けられるようにすることが、マトイチュク氏の目指すところです。

 

 

ウクライナ軍以外に市民を守る手段はない

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

ロシアは国際法に反しながらも、平然と住宅や学校、病院への攻撃を続けています。国際社会はこれを非難していますが、プーチン大統領を裁判にかけることは依然として困難です。マトイチュク氏は、現在の国際社会の仕組みは権威主義や戦争から人々を守るには不十分であり、ウクライナの市民を守るにはウクライナ軍しかないと述べ、平和的手段が通じない現状に無力さを感じていると語りました。

 

 

ロシアへの安易な妥協は危険

世界史02 プーチン風大統領

 

最近のウクライナの世論調査では、領土を諦め即時停戦を求める声が増えていますが、マトイチュク氏はこの傾向に警鐘を鳴らしています。彼女は、ロシア占領下でウクライナ市民が自由を失い、法的な不安定な状況に置かれるリスクを指摘し、占領地の奪還を強く主張しています。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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