広告

ウクライナのエネルギー安全保障を議論する[国際会議]が開催へ

2024年8月24日


世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

 

ウクライナに対するロシアの軍事侵略を受け、世界各国の高官がエネルギー分野の安全保障について議論する国際会議が開かれることが明らかになりました。この会議では、戦争で敵国の発電所等のエネルギー施設への攻撃を国際人道法違反とし、これを決して容認しないとする参加各国の共同声明の採択が目指されています。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



会議はオンライン

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

国際会議はウクライナが提唱した10項目の和平案の中で「エネルギー安全保障」に関する議論をおこなうため、8月22日にオンライン形式で開催される予定で、ウクライナが招待した52の国や機関が参加を予定しているようです。

 

 

無差別攻撃を繰り返すロシアへの牽制

世界史05b ロシアの国旗b

 

エネルギー安全保障会議の焦点となるのは、ロシアによる発電所などエネルギー施設への攻撃に対する国際社会の対応についてです。共同声明案ではエネルギー施設への攻撃は国際人道法に明らかに違反していて、決して容認できないと強調されているようです。また、同時にエネルギー施設をロシアの攻撃から守るため、国際社会はウクライナの防空能力を強化するためのより強い支援が必要であるともしています。戦争は軍隊同士がおこなうものであり、敵国への攻撃が市民を巻き添えにしたり、ライフラインを破壊して市民の日常生活や医療サービスを受けられなくするのは明確な国際法違反です。しかし、ロシアは意図的にこれを破っています。

 

 

国際秩序よりロシアとの関係を重視する国々

世界史03 習近平風国家主席

しかし、ウクライナが提唱する和平案に関しては、国際秩序よりもロシアとの関係を重視する諸国からの支持を得られていない状況が続いています。また、ロシア自体がウクライナ軍によるロシア西部クルクス州への越境攻撃が行われたことで和平交渉に応じる姿勢を保留していて、ウクライナ戦争の和平への道筋は見通しが立っていません。

 

▼こちらもどうぞ

人権団体代表国際社会の無力さを痛感。ウクライナ軍のみが[市民]を守れる

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-外部配信