ウクライナ空軍は8月26日、ロシア軍がキーウやオデーサを含むウクライナ全土で、ライフラインを狙ったミサイルおよびドローン攻撃を実施したと発表しました。この攻撃により、少なくとも7人が死亡し、複数の地域で停電が確認されています。ライフラインへの攻撃は非戦闘員の生活を直撃し、国際法に反する行為ですが、ロシアは意図的にこのような攻撃を続けています。
被害の詳細:各地で死傷者とインフラ被害
ウクライナ政府の発表によると、今回の攻撃でドニプロペトロウスク、ザポリージャ、ボリニの各州で死者が報告されました。また、ポルタバ州では産業用施設が攻撃され、少なくとも5人が負傷しています。ウクライナのシュミハリ首相は、ロシアによる大規模なインフラ攻撃が少なくとも15州に及んだと明らかにしました。
キーウやドニプロでの停電
シュミハリ首相の声明によれば、国営送電会社「ウクルエネルゴ」は電力網の安定を図るため、緊急の送電停止措置を講じました。また、エネルギー供給企業「ヤスノ」のコバレンコ最高経営責任者によると、ロシア軍の攻撃によりキーウやドニプロなど一部の都市で停電が発生しています。
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