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モンゴル、ICCの義務を避けプーチン氏を[逮捕せず]


世界史02 プーチン風大統領

 

ロシアのプーチン大統領は9月2日、ノモンハン事件「戦勝」85年の記念式典に出席するため、モンゴルを訪問しました。国際刑事裁判所(ICC)はウクライナ侵攻に関する戦争犯罪の疑いでプーチン氏に逮捕状を発行しており、モンゴルはICCの加盟国として逮捕義務を負っていますが、逮捕は行われませんでした。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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モンゴル政府の対応に国際的な批判

 

プーチン氏がモンゴルに到着した際、モンゴル政府は儀仗兵による歓迎を行い、逮捕を見送りました。この決定に対して、ウクライナ外務省は「ICCにとって大きな打撃であり、モンゴルは戦争犯罪者の逃避を許した」と非難しました。

 

 

国際社会への影響とモンゴルの立場

 

今回のモンゴルの決定は、国際刑事裁判所の信頼性に影響を与える可能性があります。モンゴル政府がプーチン氏を逮捕しなかったことは、ロシアとの関係を優先した判断とみられていますが、国際的な批判も免れない状況です。

 

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