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キングダム814話ネタバレ「韓に援軍が来ない理由」
条世は、実際に自分の目で見ないと信じられないのは理解できるとしつつ、それでも、南陽では秦と韓の双方の努力で平和が保たれ、南陽の住民には虐殺も凌辱も起こらず、そればかりか財産も奪われず、役人の地位もほぼ以前のままだと説明します。韓のモブ重臣たちは身内も財産も無事と聞いて、にわかに心を動かします。そして条世は、現在、新鄭に向かう援軍が減少しているのは、南陽が周辺の城の人々を南陽に招待して視察させているためだと語ります。心当たりがアリアリアリアリアリーヴェデルチなモブ重臣たちは納得しました。
韓は降伏し秦と新しい道を歩め
寧公主は、それは韓が秦に降伏する事を前提としたもので、到底受け入れられないと否定します。それに対し条世は、強大な秦はたとえ騰将軍を撃退しても、繰り返し攻めてくる。そうなれば韓人の犠牲も増えてしまうだろう。それより韓が降伏し秦と共に新しい時代を築いた方がよいと思うと結論しました。
張宰相チョー激怒
ここで張宰相が登場し、「黙れ」と一喝するや条世の胸倉をつかみました。張宰相は、南陽で虐殺や略奪が起きていないのが事実だとしても、新鄭が同じように扱われる保証はないとし、そもそも南陽が無血開城されたのは騰の策略であり、趙に二度も敗れて国力が衰えた秦が出来るだけ血を流さずに韓を奪うための方便に過ぎないと断じます。そして、降伏を受け入れたが最期、韓の富と人民は趙を滅ぼすために投入されるのだと叫び、そんな事になるくらいなら秦に徹底抗戦した方がマシだと周囲をアジります。張宰相に絶対の信頼を抱いているモブ重臣たちは、ただちに賛同しました。
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