1993年12月29日に発効した「生物多様性条約」は、地球上の多様な生物を守るための国際的な取り組みを定めた画期的な条約です。この条約は、生物の保全、持続可能な利用、そして遺伝資源の公正な利益配分を目的としています。
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背景にあった生態系の危機
地球の生態系は、開発や気候変動によって急速に破壊されつつあります。例えば、森林伐採により多くの動植物が絶滅の危機に瀕しています。この条約は、こうした課題に対処するため、約150か国が参加してリオデジャネイロで開催された地球サミットで採択されました。
日本の取り組み
日本もこの条約に署名し、1993年に国内で発効しました。その後、「里山イニシアティブ」など、生物多様性を守るための国際的な取り組みを推進しています。近年では、自然環境を守る活動が企業や個人レベルでも注目を集めています。
まとめ
地球の未来を守るため、生物多様性を守る行動は私たち一人ひとりにも関係があります。次回、自然に触れるとき、そこに生きる多様な命について考えてみてはいかがでしょうか?
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