ロシアのプーチン大統領とイランのペゼシュキアン大統領は、モスクワで包括的戦略パートナーシップ条約に署名しました。この条約の有効期間は20年で、治安部隊や軍事演習、軍艦の寄港、合同訓練など、多岐にわたる協力を規定しています。
相互防衛条項は含まずも協力を深化
条約では、両国は互いの領土を脅かす行為を許さないとし、軍事的脅威に共同で対抗する姿勢を明確にしました。ただし、北朝鮮との条約のような相互防衛条項は含まれていません。
武器移転の具体的言及は避ける
条約には、米国とその同盟国が懸念する武器移転に関する具体的な言及はありません。しかし、今回の合意は、両国の軍事関係をさらに深める動きとして注目されています。
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