710年のこの日、元明天皇によって都が藤原京から平城京へと遷されました。日本史の授業でもおなじみのこの出来事、実は中国の都「長安城」をモデルにして設計されたことをご存知ですか?
碁盤の目に込められた“国家の意志”
平城京は、まるで囲碁の盤のように整然とした区画が特徴。これは当時の律令国家が理想とした「秩序ある国家運営」を体現したもの。建物や道路も中央集権的な思想を反映しています。
大仏や遣唐使もこの都から生まれた!
奈良時代の文化の中心である東大寺の大仏や、唐に渡った遣唐使も、すべてこの平城京からスタート。わずか74年間の都でしたが、日本史に与えた影響は計り知れません。
まとめ
今でも奈良を歩けば、平城京の名残がそこかしこに。タイムトラベル気分で古都を訪れてみませ。