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[7月5日は江戸切子の日]光と影の芸術!江戸切子に隠された「日本の職人魂」

2025年7月5日


にぎわう市(楽市・楽座)

 

 

7月5日は、「江戸切子の日」。これは、ガラスをカット(切子=きりこ)する音「キリコ(7・5)」の語呂合わせから制定されました。江戸切子とは、江戸時代後期に生まれた日本の伝統工芸で、ガラス表面に繊細な模様を彫り込む装飾技法のことです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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実はイギリス生まれ!?驚きのルーツ

 

驚くべきことに、江戸切子の技術はイギリスのカットグラス技術がベース。1850年代に西洋の職人が長崎で技術を伝え、それが東京の下町・江戸に広がり、日本独自の美意識と融合して進化しました。

 

 

 

同じ模様は二度と作れない?

 

江戸切子はすべて手作業。職人の感覚と経験で“1本1本”彫り込まれます。そのため、同じ模様を完全に再現するのはほぼ不可能。つまり、手にしたその1点は世界でただ一つの輝きなのです。

 

 

まとめ:あなたの身近にある“キリコ”、見つけてみませんか?

 

もし自宅やお店で見かけたら、江戸切子の繊細な模様をよーく観察してみてください。そこには、ガラスに命を吹き込んだ職人の“手”があります。

 

 

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