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印象派はどうして誕生したのか?300文字でしったかぶり

2023年3月18日


曹操や許褚、荀彧の悪口を言う禰衡

 

絵画について、知識を持っていると周囲に感心されたりしますよね?美術史なんて義務教育では専門的に教えませんから、なおさら価値が高い蘊蓄になります。とはいえ美術史なんて読むのは面倒、というわけで今回は、よく耳にするけど詳しくは知らない「印象派」について300文字でしったかぶりできるように解説します。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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印象派を300文字で解説

光武帝を解説する荀彧

 

印象派の運動は、フランス絵画アカデミーの厳格で学術的な慣習に対するアンチとして19世紀に誕生します。印象派以前のヨーロッパ絵画は、写真のようなリアリズム、明確さ、そして歴史、宗教、神話など理想化された描写に重点を置いていました。当時の絵画は、これら退屈な決まりを厳守し技術的なスキルや伝統技法を実践する場所でした。

 

 

 

このアカデミーの縛りに反発し、モネ、ルノワール、ドガなどの画家たちは、絵画に光、色、雰囲気などの束の間の特性を捉えようとします。つまり、曖昧でいいじゃないか!印象や雰囲気で絵を描いて何がいけない?歴史や宗教、神話以外にも日常の中にだって素晴らしい瞬間はあるじゃないか!という事です。

 

 

 

まとめ

東京スカイツリー、kawausoさん

 

見た目の正確さよりも受けた印象、永久よりも瞬間、歴史や神話の特別な場面ではなく、日常の何気ない美しさを見つけて描く、印象派はアカデミーの全て逆を追求し、西洋絵画の歴史に新境地を開いたのです。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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