筆者はセルフ式ガソリンスタンドが苦手です。理由はお手々が汚れるからです。仕方がない時は、自分で給油しますが、そうでない限り少し高くてもサービスマンがいるガソリンスタンドを使います。さて、24時間営業も多く、いつでも利用できる便利なセルフ式ガソリンスタンドですが、絶対にやってはいけないNG行為がある事をご存知ですか?
手を放して給油
これは、案外やりがちかもしれません。しかし、給油口から給油ノズルが外れた場合、一秒で500ミリペットボトルが空になるガソリンが周囲に散らばります。もし、ガソリンが流れた先に火がついたタバコの吸い殻でもあれば、あたりは一瞬で大惨事になるのです。
スマホをいじりながら給油
給油ノズルを差し込みながら、スマホをいじるのもやりがちですが危険です。電子機器は火源になる可能性があり、ガソリンの可燃性蒸気が高濃度になると着火して火災になる恐れがあります。スマホを利用したガソリンの引火実験では、数千回もバッテリ―を着脱するような事をしても、ガソリンに引火する事は無かったそうですが、あくまで実験であり、リスクはゼロではなく用心に越したことはありません。
エンジンをかけたままの給油
エンジンをかけたまま給油する人もセルフでは時々見かけますが、非常に危険です。ガソリンは気温がマイナス40度でも気化して爆発性の蒸気になりますから、エンジン熱やバッテリーの火花に引火して爆発。火災を引き起こす恐れがあるのです。
セルフ式GSは無人ではない
セルフ式GSでは、人影が見えないので無人だと思われがちですが、必ず危険物取扱者の資格を持った人が常駐しているか、リモートで様子を監視する事が法律で定められています。日頃利用するガソリンですが、実際は常時監視しないといけない劇物であり、簡単に考えてはいけないのです。
▼こちらもどうぞ