ウクライナ東部のバフムトで、ウクライナ軍の第3強襲旅団がロシア軍第72自動車化狙撃旅団との壮絶な戦闘の末、ロシア軍を壊滅させました。この激しい戦闘において、ロシア軍第72自動車化狙撃旅団は1000人以上が死傷し、多くが捕虜となったとの情報が入っています。もしこの情報が事実であれば、ウクライナ軍にとっては最大の戦果となります。
包囲されたロシア第72自動車化狙撃旅団
ウクライナ第3強襲旅団は、アンドレエフカという集落を巧妙に包囲し、徹底的な攻撃を仕掛けました。この電撃的な作戦により、アンドレエフカのロシア軍守備隊は撤退の余地なく、主力部隊からも切り離されて壊滅的な被害を受けたと報じられています。
壊滅の原因は第76衛兵航空突撃師団の転送
ウクライナ軍がロシア軍の南部メリトポリへのルートを突破した際、ロシア軍は狼狽し、最後の精鋭である第76親衛兵航空突撃師団を東部から南部へ転送しました。しかしこの転送により東部のロシア軍は機動力を失い、ウクライナ軍は包囲作戦を妨害されずに成功を収めたとされています。
2日間の激戦でロシア旅団は壊滅
アンドレエフカ包囲戦は2日間にわたり、ウクライナ軍第3強襲旅団は、ロシア軍第72自動車化狙撃旅団の情報担当者、将校、およびほとんどの歩兵を投降者以外殺害したと主張しています。もし報道が正確であれば、ロシア軍の死傷者と捕虜は1000人以上に達し、史上最大規模の戦果となるでしょう。ただし、この戦闘によりウクライナ第3強襲旅団も大きな損害を被ったとされています。
戦術的大失敗を被るロシア
の出来事により、ロシア軍は重大な衝撃を受け貴重な旅団を喪失し、予備兵力の枯渇が深刻な問題となりました。第76親衛兵航空突撃師団をウクライナ東部から南部に転送する決断は、結局は不利な結果となったことが示唆されています。
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