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8年前に壊滅したハズが近年激増する[危険ドラッグ店舗]

2023年10月4日


 

近年、8年前に壊滅したはずの危険ドラッグ店舗が急激に増加していることが明らかになりました。厚生労働省の最新調査によれば、2023年8月末時点で、覚醒剤や大麻と似た作用を持つ危険ドラッグを販売する店舗が日本全国に約300店舗存在しています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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2014年には215店舗あったものがゼロになったが…

東京五輪でテロ対策をしている警察や警察犬 いだてん

 

2014年には、日本全国に215店舗の危険ドラッグ店舗が存在していました。しかし、医薬品医療機器法に基づく販売停止命令などが出され、2015年7月までにはその数がゼロに減少しました。

 

 

今年に入り緊急搬送のケースが増えた

病に倒れる始皇帝

 

しかし、2023年3月以降、大麻の有害成分に似た「合成カンナビノイド」を摂取して病院に緊急搬送されるケースが約10件報告されました。厚生労働省はこれに対応するため、ドラッグ販売店に対する立ち入り調査を実施し、全国調査を進め、約300店舗が確認されました。厚生労働省は事態を深刻に受け止め、関連機関との会議を開催し、対策を協議しています。

 

 

本物の麻薬よりヤバイ危険ドラッグ

李カク(李傕)

 

危険ドラッグは、その危険性を隠すために「お香」「バスソルト」「ハーブ」「アロマ」などの名前で販売され、カッコイイデザインのパッケージやオシャレな香水瓶に詰められています。これらの製品は粉末、液体、植物など、さまざまな形態で提供されており、一般的な麻薬とは異なり、粉飾されています。しかしながら、これらの製品の中身は、幻覚作用を引き起こすさまざまな植物や合成物質の混合物であり、さらには製造業者ですらその副作用を正確に把握していないこともあります。そのため麻薬に比べてはるかに危険であり、病院に搬送されても適切な処置が難しい場合もあります。見た目の魅力に惑わされず、絶対に摂取しないようにしましょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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