youtubeやインスタグラムなどで、よく見かける透明な瓶にすっぽり収まるネコ、そのすっとぼけた表情は可愛らしいですが、どうして猫は軟体動物のように、どこにでも体を収める事が出来るのでしょうか?
この記事の目次
骨が多い
猫が狭い場所でもすっぽり収まる理由の1は、人間よりも骨が多い事です。人間の骨が200本であるのに対し、ネコの骨は240本あり特に間接の可動域が広くなっています。フィギュアも可動部分が多いほど、複数のポーズが取れるのと同じで、猫も人間よりも40本多い骨のお陰で、体を自由に曲げる事が可能なのです。
靭帯が延びる
第二の理由は、猫の骨と骨を繋ぐ靭帯の収縮率が他の動物の2倍もある事です。これにより、体を柔軟に折り曲げたり、伸ばしたりが可能なのです。
平衡感覚が優れている
猫は平衡感覚を司る三半規管と前庭が、他の動物よりも発達しています。そのため、狭い場所でも絶妙のバランス感覚で体を安定させる事が可能なのです。ネコの平衡感覚は、高くて狭い場所でも悠然と歩けるほどに強力で、高所から落ちても本能で体を捻って足から着地するなど、とても人間では真似できません。
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