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[10月22日は平安遷都の日]千年続いた京都の始まりとは?

2024年10月22日


桓武天皇 

 

794年10月22日、桓武天皇によって日本の首都が平安京(現在の京都)に遷都されました。この出来事が「平安遷都」として知られ、これにより平安時代が始まりました。当時の政治的混乱や疫病の蔓延を避け、安定した政治を目指しての遷都でしたが、結果として平安京は約1000年にわたる日本の中心都市として栄えることになります。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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なぜ京都だったのか?

京都御所

 

京都が選ばれた理由には、周辺の自然環境や地形が関係しています。四方を山に囲まれた盆地であり、風水的に見て理想的な地形だったため、天皇はこの地に新しい都を築くことを決めました。また、鴨川や桂川などの水資源も豊富で、生活に必要な水の確保が容易だったこともポイントです。

 

 

平安京は「長安」をモデルに

 

実は平安京の都市設計は、中国の長安を手本にしています。大通りが碁盤の目のように整然と敷かれ、都市全体が計画的に建設されました。この整然とした都市構造が、長年にわたって京都の発展を支える基盤となったのです。

 

 

まとめ

 

平安遷都は、千年以上にわたる京都の歴史を作り上げた大事件でした。次に京都を訪れた際は、古都の街並みにこの歴史的背景を思い浮かべながら歩いてみてはいかがでしょうか?

 

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