1961年12月12日、アメリカのアマチュア無線愛好家グループが打ち上げた衛星「OSCAR-1」が、世界初のアマチュア衛星として成功を収めました。この「OSCAR」は「Orbiting Satellite Carrying Amateur Radio」の略で、一般市民の手によって宇宙開発が現実となった瞬間を象徴しています。
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わずか60cmの夢の箱
OSCAR-1は、重量約10kg、サイズはわずか60cmほどの立方体。驚くべきことに、その製作費用はほぼ手作りレベルで調達されました。衛星は「HI」というメッセージを無線で地球に送信し、アマチュア無線愛好家たちが世界中でその信号を受信しました。
NASAとの協力で実現
この衛星は、NASAの「ディスカバラー衛星」に便乗する形で宇宙に運ばれました。当時、宇宙空間にアマチュアの衛星を送ることは非常に画期的で、NASAの協力がなければ実現できなかったプロジェクトでした。
まとめ
一般市民の情熱が宇宙に届いた日、OSCAR-1は多くの夢を宇宙に託しました。現代の宇宙開発は、このような挑戦から始まったと言えるかもしれません。あなたも、宇宙に興味を持ってみませんか?
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