聖徳太子が604年5月6日に制定したとされる「十七条憲法」。実は、これは現代の法律とは違い、公務員=役人たちに向けた“行動指針”や“モラルの教科書”のようなものでした。内容は「和を以て貴しと為す」に始まり、なんと仏教の精神まで含まれています。
「働く心構え」は1400年前からあった!
「上司の命に従え」「怠けず働け」「利益に惑わされるな」など、現代でもそのまま通じそうな“ビジネス心得”が並んでいるのが驚きです。まさに聖徳太子は、日本史上最初の“組織マネジメントの達人”ともいえるかもしれません。
なぜ17条?数字にも意味があった?
なぜ“十七条”なのかは諸説ありますが、仏教や儒教における“吉数”としての意味合いもあるとされています。秩序と和を重んじる太子らしい数とも言えるでしょう。
まとめ
もし現代の会社でも“十七条マニュアル”があったら…あなたは何条目が一番心に響きますか?