三国志平話
潼関の戦い特集




はじめての三国志

menu

西郷どん

山内容堂は鯨の如く酒を飲んでいたって知ってた!?

この記事の所要時間: 355



山内容堂

 

これから夏に向けてバーベキューや旅行などを計画している方も多いのではないのでしょうか。

バーベキューや旅行に行けば必ずと言っていいほどお酒を飲むと思います。

幕末にも多くの酒好きな人がいました。

 

四賢侯(しけんこう)と呼ばれた土佐藩の藩主・山内容堂(やまのうちようどう)も超絶に酒が好きな人でした。

そこで今回は現代人も大好きなお酒と山内容堂にまつわるお話を紹介したいと思います。

 

西郷どん全記事一覧はこちら

関連記事:坂本龍馬の評価は高すぎ?実際の業績を検証

関連記事:近藤勇の池田屋事件での活躍とは?

 

 

鯨海酔侯と呼ばれた日本酒大好き容堂

 

山内容堂は土佐藩の藩主として君臨していました。

彼は四賢侯と呼ばれるほど頭のいい人でしたが、

青年期は学問に励まずにあることにはまっていました。

それは酒です。

 

山内容堂は青年期から学問をしないで酒にはまって飲みまくっていたそうです。

彼は特に日本酒が大好きでガブガブ飲んでいたそうです。

容堂は日本酒を豪華に飲み、土佐藩の藩主になった後もその飲みっぷりは変わりませんでした。

そのため彼は自分で「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」とあだ名をつけたそうです。

 

そして現代彼のあだ名から取った「鯨酔」と呼ばれるお酒が販売されているそうです。

後世に日本酒の名前として残るくらい日本酒大好きな彼は

酒にまつわる逸話をいくつか残しているのでご紹介しましょう。

 

 

鯨海酔侯容堂の酒豪列伝その1:下戸の勝海舟に無理やり飲ませる

勝海舟

 

土佐藩に脱藩者・坂本竜馬(さかもとりょうま)がいました。

後に薩長同盟(さっちょうどうめい)の仲介役や海援隊(かいえんたい)を作り出した人物として歴史に名を残します。

勝海舟(かつかいしゅう)は竜馬を気に入って山内容堂と会った際、脱藩の罪を許してもらおう考え、

容堂に直訴してみると、容堂は意外にも海舟のお願いをすんなりと許してしまいます。

 

しかし海舟は容堂が酔っていた為、信用することができないと考え、

念書を書いて欲しいとお願いします。

 

すると容堂は海舟へ盃に酒をいれて渡します。

海舟はお酒が飲めない人でしたが、無理やり飲みきり念書を書いてくれとお願いします。

容堂は海舟のお願いを頷きながら聞いて念書を書こうとしませんでした。

そのため海舟は執拗に容堂へ念書を書いてくれとお願いします。

 

すると容堂は大きな盃に酒を並々といれて海舟へ渡します。

すると海舟は大きな盃を持って酒を無理やり飲み干すのでした。

容堂は海舟の飲みっぷりを見た後、海舟へ念書を書いて渡すのでした。

勝海舟からしたら飲めないのに無理やり飲ませてくる容堂は

現在ならパワハラ案件で訴えてやりたかったと思います。

 

しかしぐっと堪えた勝海舟はさすがだと思いました。

それに比べて山内容堂は無理やり酒を飲ませるなんて

最悪な奴だと思うのはレンだけでしょうか。

 

激動の幕末維新を分かりやすく解説「はじめての幕末はじめての幕末

 

鯨海酔侯容堂の酒豪列伝その2:大事な会議にも酒を飲んで出席

 

徳川家は大政奉還(たいせいほうかん)を行います。

薩摩藩ら幕府討伐派は大政奉還後も幕府討伐を諦めず、

何とか幕府を討伐しようと考えを巡らせていました。

そして慶応3年12月に小御所会議(こごしょかいぎ)が開かれます。

 

この会議は徳川幕府の将軍・慶喜(よしのぶ)に領地の返還と官位を朝廷へ返すように

要求することを決める会議でした。

山内容堂もこの会議に出席していましたが、

この会議が始まる前日に酒を飲みまくって、酒が抜けきらない状態で出席していました。

大事な会議に酔っ払って出席するなんてとんでもない人です。

 

さてこうして会議は始まりますが、倒幕派の岩倉具視(いわくらともみ)や薩摩藩の面々が

幕府討伐で意見をまとめようとしている所に、酔っ払い容堂が反対意見を挙げます。

 

容堂は倒幕派の人々へ

「どうして徳川幕府だけ領地を返還しないといけないんだ。おかしいだろ!!」と

キレ気味に言い寄ります。

容堂の意見はとても酔っ払いとは思えないほど正論で、

討伐に反対していた松平春嶽(まつだいらしゅんがく)も容堂の意見に賛成します。

こうして反対派が意見を盛り返しそうになります。

 

しかし容堂がうっかりと

「幼い帝を公家たちが利用して権力を拡大しようとしとるから幕府討伐を言い募るんだろ」と

述べてしまいます。

 

この意見を聞いた岩倉具視は

「バカ野郎。なんてこと言うんだ!!帝は明主であり、今日のことは全部帝が決めたことだ!!」と

激しく容堂を攻めます。

 

容堂は岩倉具視に謝罪して事なきを得ますが、

幕府討伐派が議論の勢いを盛り返して結局幕府討伐を行うことになるのです。

大事な会議があるにも関わらず酒が抜けきらない程飲みなくっていた容堂。

もうここまでくるとあっぱれと褒めたくなるのは、レンだけでしょうか。

 

鯨海酔侯容堂の酒豪列伝その3:日本酒が好きすぎて脳溢血で亡くなる

 

徳川幕府を打倒して新政権を成立させた明治政府。

容堂は明治時代に突入しても徳川の時代と変わることなく、毎日酒を飲んで過ごしていました。

毎日のように酒を飲んでいた容堂は、脳溢血(のういっけつ)で倒れてしまい、そのまま息を引き取ってしまいます。

享年(きょうねん)46歳でした。

 

幕末ライター黒田レンの独り言

 

山内容堂とんでもなく酒好きだった事をご紹介しました。

彼ほど幕末酒を飲みまくっていた殿様は居ないのではないのでしょうか。

ただの酒好きなうつけな殿様ではなく決断力や知識などをもった名藩主だったのが不思議でなりません。

容堂を三国志で例えるなら酒好きで有名な孫権みたいな人だったのかもしれませんね。

 

西郷どん:全記事一覧はこちら

関連記事:近藤勇の首の行方は?新選組局長の最期の地をめぐる

関連記事:【西郷どん】さらば斉彬!幻の上洛計画に迫る

 

【攘夷魂!テロに走ったサムライ達】
俺達尊攘派

 

 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 江川英龍とは?パンから銑鉄まで幕末のマルチ技術者を紹介
  2. 西郷隆盛は本当に「ごわす」「おいどん」と鹿児島弁を言ってたの?
  3. 小松帯刀は篤姫に好意を持っていた?真相に迫れ!
  4. 幕末にサソリ固め!来島又兵衛の壮絶なアラフィフ人生
  5. 島津斉彬の急死は暗殺だったの?弟の久光が黒幕?
  6. 【伊達宗城と宇和島藩】10万石の小藩が持ちえた熱意と行動力とは?…
  7. 井伊直弼と直虎の関係性は?直虎は先祖なの?
  8. 橋本左内の啓発録は将来の自分へ書いた「~手紙拝啓十五の君へ~」だ…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. これはキツイ!健康が回復するかで刑罰が決まる保辜(ほこ)
  2. KOEI 三國志の産みの親!襟川陽一はココが凄い!シブサワ・コウの意外な側面6連発
  3. 『三国志』人気を数字から考えてみる
  4. 鄭渾(ていこん)とはどんな人?民衆の利益を第一に考えた魏の行政官
  5. はじめての三国志開設2周年のご挨拶 はじめての三国志
  6. 曹操の北伐~袁氏の滅亡~

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 三国志ライター黒田レン

おすすめ記事

羅憲 【陸抗vs羅憲】勝ったのは一体どっち!? 王翦はどういう性格だったの?キングダムに学ぶつかみづらい男の処世術 大久保利通の身長は?幕末時代の身長が高かった偉人たち4選 趙雲が最強イケメンだった3つの理由 劉表の評価が高いのは三人の名士のおかげだった!荊州経営を支えた名士達 蜀漢が滅びたのは張飛達を祀らなかったから? 読者の声(2018年10月28日〜11月5日) 曹操は諸葛亮を自身に仕官するよう勧誘していた!

おすすめ記事

  1. はじめての三国志Kindle Unlimited読み放題サービスを紹介するよ!
  2. 項羽はあれだけ最強だったのに何故、天下を取れなかったのか?
  3. 蔡夫人、張允、蔡瑁、トリオ攻撃が劉備を追いつめる!
  4. 【三國志女性列伝】「私、失敗しないので」三国志時代にも存在したドクターX 辛憲英(しんけんえい)
  5. 壮絶、血を吐きまくる三国志武将ランキング
  6. 大戦乱!!三国志バトルとはどんなゲーム?
  7. 【保存版】曹叡時代の魏の国内で起こった不思議な現象3選
  8. 【三国夢幻演義 龍の少年】深いい解説その3「疎開の旅」

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP