老子っていつ生まれて何をしていた人なの?


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

老子

 

道家(どうか)の祖としてその名を知られる老子(ろうし)ですが、

その生涯について知っていると

自信を持って言える人は全くと言っていいほど

いないのではないでしょうか。

 

それもそのはず、

彼の生涯については生まれてから死ぬまで謎だらけで、

今日に至るまで誰もその真の姿を見出すことができていません。

 

なぜ彼はそれほどまで謎に包まれているのでしょうか?

その謎をいつか誰かに解いてほしいということで、

今回は老子についてのあらゆる珍妙奇天烈なウワサをご紹介して

前途有望な皆さんに興味を持ってもらおうと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:老荘思想の創設者|老子と荘子の二人を分かりやすく解説してみた

関連記事:【シミルボン】とっても面倒くさい!三国志の時代の髪の毛のお手入れ

 


 

ママのお腹の中にいた年数がヤバすぎる

 

老子が生まれた年には諸説ありますが、

紀元前5世紀末から紀元前4世紀前半、

すなわち、春秋時代から戦国時代に移り変わる

過渡期に生まれたというのが有力な説のようです。

 

孔子(こうし)やら孟子(もうし)やら韓非子(かんぴし)やら、

そのあたりの思想家たちが活躍した

時代に生まれたであろうことは

皆さんもなんとなく予想できていたとは思いますが、

老子の誕生にまつわるエピソードが

とんでもなくヤバイのです。

 

実は老子、

ママのお腹の中に60年以上いたというのです

それだけでも驚きですが、

中には3700年お腹にいたという珍説まで飛び出している始末。

 

普通の人は母親の胎内で10か月ほど過ごして

生まれてくるものですし、

長い妊娠期間を経て無事生まれてきたと

世界中で話題になった赤ちゃんでも1年5か月ほどでしたから、

そのことに鑑みればどれほど異常なことであるかは

すぐにお分かりいただけるでしょう。

 

それだけの期間ママの胎内ですくすく育った老子は、

生まれたときには既に大人で、

白髪混じりの長い髪の毛やひげを蓄えていたそうな。

 

まぁこんな話は当然嘘だと思いますが、

それだけの期間ママの腹の中から出てこなかった老子はもちろん、

老子を何十年も腹に宿して生活していたご母堂の超人ぶりにも

驚かずにはいられませんね。

 


 

孔子の師匠!?実はブッダ!?

孔子の師匠!?実はブッダ!?

 

その出生エピソードからしておかしい、いえ怪しい老子ですが、

なんと孔子の師匠であるとの噂まである人物なのです

孔子は若いときに老子から礼を学んだという話が

『荘子』やら『史記』やらに残されています。

 

ところがその一方で、

孔子が死んでから130年近く経った頃に

秦の献公(けんこう)とご対面するというエピソードもあってもう滅茶苦茶。

そのため老子は不老不死の仙術を会得していたと

まことしやかに囁かれていたようです。

 

これだけでもビックリ人間(?)ですが、

インドに行って仏教の開祖・ブッダになったという珍説もある模様。

実は老子はママの左脇から生まれたという

珍エピソードも語られており、

これはブッダがママの右脇から生まれたという

エピソードとカブっています。

 

いずれも中国で仏教と道教を結びつけるのが流行った時代に

誰かが作ったホラ話だとは思いますが、

それにしたって老子を神格化しすぎではないでしょうか。

 

孔門十哲


 

偉人の末裔系グラドルの先駆けはあの王朝の〇氏!?

偉人の末裔系グラドルの先駆けはあの王朝の〇氏!?

 

実は老子の本名は李耳(りじ)であったと言われています。

 

孔子はその姓「孔」に

先生を意味する「子」がついているのいうことで、

老子についても「老」が姓なのかなと思われがちですが、

彼の姓は「李」。

トリッキーな彼はやっぱりその呼称もトリッキーなのですね。

 

そんな彼には自称老子の末裔が鈴なり。

李姓の者たちがこぞってその末裔だと自称したといいます。

その中でも最たる例は、

唐王朝を築いた李氏であり、

彼らは老子の末裔であると喧伝したことにより

世の人々に必要以上に崇められたといいます。

 

まぁ彼らが老子の子孫であることは

そのルーツをたどれば

火を見るより明らかだそうですが。

 

微妙なグラドルがキャラ付けのために

偉人の末裔を名乗ってうまいこと

名を売っているというやつの先駆けにして成功例が

千数百年前にあったというわけです。


  

 

 

三国志ライターchopsticksの独り言

三国志ライターchopsticksの独り言

 

神秘的でつかみどころのない存在である老子。

実在したのかすら疑わしい有様ですが、

中国史においては絶大な存在感を放っていますね。

 

それにしても、

やっぱり彼の本当の姿を知りたいものです…。

 

関連記事:【保存版】西遊記に登場する武器を一挙公開!!

関連記事:【シミルボン】とっても面倒くさい!三国志の時代の髪の毛のお手入れ

 

【古代日本の誕生秘話】
大和朝廷

 


 

関連記事

  1. 孔子と儒教
  2. 曹操

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。




はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

“はじめての三国志ご要望の進捗状況"

“楚漢戦争

“荀彧

“3冊同時発売"

“魏延

“馬超

“官渡の戦い"

“馬謖"

“郭嘉

“if三国志

“三国志人物事典

まるっと世界史




PAGE TOP