はじめての三国志TVをご覧の皆さん。今週もお疲れ様でした。今回のお疲れキャラは太史慈です。
さて、太史慈と姜維には逸話に登場する共通の薬草があるってご存知ですか?その薬草とは当帰草です。
太史慈は孫策に仕えていた頃に、その活躍が目覚ましいので、人材ハンターの曹操が当帰という薬草を太史慈に送りました。
当帰とは故郷に帰るべしという意味で太史慈の故郷の青洲は当時、曹操の支配下にあったので、気志團風に言うと「俺んとこ来ないか?」です。しかし太史慈は拒絶しました。
一方、姜維にまつわる民間伝承にも、姜維の母が魏に戻ってきて欲しいという意味を込めて当帰という薬草を送りそれに対し姜維は遠志という薬草を送りました。
「これは、遠大な志があるので帰れない」の意味だったのです。成立時期から見ると、正史三国志の太史慈の逸話が先で姜維の伝承は、それを元に造られたような感じがします。