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今週もお疲れ様。敗北に慣れた劉備のアフターケア

2021年5月21日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ様でした 劉備

 

はじめての三国志Tvをご覧の皆さん、一週間お疲れさまでした。今週のお疲れキャラは劉備です。

 

劉備に資金を提供する簡雍

 

劉備と言えば人間磁石の愛称もありますが、その陰には地道な努力があったようです。

 

蜀志(蜀書)_書類

 

正史三国志を抜粋すると

 


劉備 呂布 肉取り合い

 

・198年呂布に撃破された後、散卒を収容させようと軍糧を給仕し兵を益して東のかた呂布を撃たせた。

 

張飛と劉備

 

・200年(曹操に敗れて袁紹を頼った後)駐留することひと月の間に失った兵士がぼつぼつと来集した。

 

夷陵の戦いで負ける劉備

 

・222年夷陵で敗戦後、離散兵を集合し船舶を捨てて徒歩で魚復に至った。


 

劉備

 

このように劉備は敗残しても兵士を置き去りにはせずに、糧食を与えて釣ったり(笑)敗北しても兵士が集まるのをある程度辛抱強く待ったりしています。

 

曹操から逃げ回る劉備

 

よく負ける劉備ですが、こういうアフターケアが実を結び兵士が自主的に戻って来るほどの信頼関係を築けたのでしょう。

 

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-おつかれさま