今週もお疲れ様。邪馬台国は意外に文明国?

2022年2月4日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もお疲れ 卑弥呼

 

はじめての三国志TVをご覧の皆さん、今週もお疲れさまでした。今週のお疲れキャラは日本史とも三国志とも関係がある卑弥呼です。

 

鬼道を使う卑弥呼

 

卑弥呼というとシャーマンのイメージでなんだか呪術的なおどろおどろしい感じで、いかにも未開な国という感じがします。でも魏志倭人伝を読むと中国の使者が邪馬台国は戸数7万と記していて仮に一家族が5人だとしても35万人になるんですね。

 

邪馬台国と卑弥呼軍

 

これは首都ではなく邪馬台国全体だとは思うんですがそうだとすると、誰が万を越える戸数を数えたのか不思議なのです。中国の使者が適当に書いたのかも知れませんが、そうじゃないとしたら戸籍を管理して数を計測して収税に繋げていた役人の存在が感じられます。

 

卑弥呼 HMK48

 

そうなら邪馬台国には漢字か文字を計測する技術を持った役人がちゃんといたのでしょう。卑弥呼というシャーマンとしてだけみるといかにも未開な感じですが、実際には呪術も合理的な漢字や計測技術もごちゃまぜに取り入れていたのかも知れません。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-おつかれさま