世界で一番人間を殺している生物ワースト4

2023年1月27日


kawausoさん

 

 

世界で一番人間を殺している生物は何か?ビル・ゲイツ氏が自身のブログで、ヒトを最も死に至らしめる動物のリスト「World’s Deadliest Animals」を2014年4月に公開しました。この統計は話題になり、2016年にビジネス・インサイダー誌、2019年に英サン紙が多少の数字の更新を加えてリストを再発表しています。今回は、そのデータから世界で一番人を殺している生物、ワースト4を紹介します。

 

出典:人間にとって危険な動物ランキング、1位による年間犠牲者は75万人

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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4位イヌ

自分が警護する京都で乱暴狼藉を尽くす木曾義仲軍の兵士たち.jpg

 

 

人間を死に至らしめる危険な生物の4位は人類最古の友、犬です。もっとも犬に食い殺されるというケースは稀で、多いのは狂犬病ウイルスに感染した犬に噛まれて狂犬病を発症して死んでしまうケースで年間の犠牲者は3万5000人に上ります。日本では、飼い犬の狂犬病ワクチンの接種が義務付けられていますが、海外ではワクチン接種義務がない国もあり、旅行の際には注意が必要です。

 

 



3位ヘビ

蛇神ナーガ(神話)

 

 

ヘビに咬まれる人は世界中で270万人、その中で死ぬ人間の数は年間10万人で障害や傷が残る人が40万人もいます。ヘビの毒については血清が有効ですが犠牲者の多くが発展途上国に住んでいて治療が受けられず、痛ましい事に犠牲者は野原で遊び回る子供がほとんどです。また血清があっても医療保険などがない国では、血清は1本で5万円以上もするので、貧しい人々には買えず、治療を受けられないまま死ぬケースもあります。

 

 

2位ヒト

善児 鎌倉

 

 

人間を殺すのは人間という笑えない冗談のようですが、事実、戦争のような惨事を含めると人間が一番人間を殺すと言っても間違いではありません。世界規模でみると年間46万人が同じ人間により殺されています。また統計では見ず知らずの人に殺される確率よりも、顔見知りに殺される確率が高いという結果が出ています。つまり人は愛憎により同じ人を殺してしまう哀しい生き物なのです。

 

 

1位 蚊

曹操と羊と蚊

 

 

害虫である蚊は、和歌や川柳に読まれるほどに身近ですが、人を死に至らしめる多くの病原菌を保有しています。世界保健機関のマラリアレポートによると、世界で年間40万5000人がマラリアによって死亡しています。マラリア以外にも、デング熱、黄熱病、脳炎など蚊が媒介する病原菌は多く、人類の宿敵だと言えます。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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