世の中には落胆するほどにバカな人と、驚異的に賢い人がいます。そして、多くの場合社会的に成功し尊敬を集めているのは賢い人です。バカな人と賢い人には天地ほどに開きがあるように見えますが両者を分けているのは、ただ1つの違いでした。
賢い人とバカな人の違い
賢い人とバカな人の違いは、例えば家計の支出を減らす時にどうするか?でもあらわれます。バカな人は目に見えて簡単な方法で出費を減らそうとします。それは遠くのスーパーまで行って1円でも安い食材を大量に買い込む事かも知れませんし、やたら細かく家の電気を消して回る事かも知れません。
ところが、それによって抑えられる出費は僅かですし、遠いスーパーまで買い出しにいくガソリン代や労力を考えるとプラマイゼロ、あるいはマイナスになる可能性もあります。
一方、賢い人は面倒でも家計簿を見直して、現在支払っている支出を眺め、それらの出費が本当に必要かを考えます。そして加入している保険会社に電話して保険を見直したり、1人暮らしなら電気のアンペア数を減らしたり、電気を食う古い家電をリサイクルに出して省エネ家電に買い替えたりします。
賢い人は根本的な解決を図る
こうしてみると、バカな人と賢い人の支出削減に大きな違いが見えてきます。バカな人の支出削減は、その都度行わないといけない上に節約効果が薄いのに対し、賢い人の対処法は1回決断すると、その後は自動的に支出を減らす事ができます。言い換えればバカな人の支出削減は場当たり的なのに対し、賢い人の支出削減は根本的なのです。
トラブルの対処ではなくトラブルの原因を除く
賢い人はトラブルに対処するのではなく、トラブルの原因を除きます。トラブルに対処するよりトラブルそのものを解決する方がはるかに良いからです。その為には対処するだけより面倒な手間や勉強が必要になる事もありますが、それでも長い目で見れば、トラブルの原因を除く方がストレスもコストも少なくて済むのです。
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