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新たな底辺層に落ちないために今後10年でやるべきこと

2023年3月25日


 

 

現代の世界では、ITによって企業が安い労働力を求めて移動するため、スキルを持たない人々は低賃金で働き、多忙で貧困に苦しむことがあります。これを「新しい底辺層」と呼び、このリスクを回避するためには、何をすべきでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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新たな底辺層にならないために為すべきこと

パリピ孔明

 

経済学者のリンダ・グラットンは、「ワークシフト」という著書で、単なるジェネラリストとしての中間管理職が激減すると予想しています。新しい底辺層に落ちないためには、3つの転換が必要です。第一に、得意な分野で複数の専門性を確保することが重要です。第二に、他者とのネットワークを築くことが必要であり、コミュニケーションをとることで孤独を癒し、時代の変化に即応できる情報の入手が容易になります。そして第三には、所得と消費による満足から脱却することが必要です。先進国の経済成長は長続きしないため、所得を増やし消費に依存するライフスタイルは、早晩ダメになる可能性があります。

 

 

まとめ

龐統を重要なポストに就かせるよう劉備に進言する孔明

 

グラットンの思想をまとめると、唯一無二のスキルを複数所持して経営者に安い賃金で買いたたかれるリスクを軽減し、所得と消費を人生の指標にしないことが重要です。代わりに、ITネットワークで繋がった気の合う仲間と情報交換しつつ、人間同士の連帯を深めることが大切です。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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