拳銃の色と言えば、多くの人が黒をイメージすると思います。しかし、どうして拳銃の色は黒が多いのでしょうか?あなたはこの疑問に答えられますか?
拳銃が黒いのは黒錆を付着させているせい
拳銃が黒いのは表面に黒錆が付着しているからだそうです。これはガンブラック仕上げと言います。銃は鉄製品なのでしばらく使用していると赤錆が生じます。これでは銃の耐久力に問題が生じるので、最初から黒錆を付着させて黒くしてしまうのです。黒錆は赤錆と違い、銃の内部まで錆びさせず、赤錆が入り込むのを阻止するので都合がいいのです。
炭素焼きで保護膜を張った
もうひとつ、銃が黒い理由には炭素焼きという手法があります。これは銃に焼きを入れる事で表面に保護膜をつくり、錆や腐食を防ぐ手法ですが、炭素焼きをすると銃の表面が黒くなるのです。近年では技術の進歩で鉄以外の素材、例えばポリマーを使用して銃を製造するケースもあり、その場合には錆びないので黒色ではない銃も登場しています。しかし、銃は黒というイメージは根強く人気もあるので簡単には廃れないでしょう。
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