銃はなんで黒いのか?あなたは説明できますか?

2023年4月11日


ジェームズ・カワポン kawauso

 

拳銃の色と言えば、多くの人が黒をイメージすると思います。しかし、どうして拳銃の色は黒が多いのでしょうか?あなたはこの疑問に答えられますか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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拳銃が黒いのは黒錆を付着させているせい

kawauso

 

拳銃が黒いのは表面に黒錆が付着しているからだそうです。これはガンブラック仕上げと言います。銃は鉄製品なのでしばらく使用していると赤錆が生じます。これでは銃の耐久力に問題が生じるので、最初から黒錆を付着させて黒くしてしまうのです。黒錆は赤錆と違い、銃の内部まで錆びさせず、赤錆が入り込むのを阻止するので都合がいいのです。

 

 

炭素焼きで保護膜を張った

 

もうひとつ、銃が黒い理由には炭素焼きという手法があります。これは銃に焼きを入れる事で表面に保護膜をつくり、錆や腐食を防ぐ手法ですが、炭素焼きをすると銃の表面が黒くなるのです。近年では技術の進歩で鉄以外の素材、例えばポリマーを使用して銃を製造するケースもあり、その場合には錆びないので黒色ではない銃も登場しています。しかし、銃は黒というイメージは根強く人気もあるので簡単には廃れないでしょう。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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