筆者はポテトチップが大好きです。袋を開けるとどうしてもやめられず全部食べてしまいます。さて、おいしいもの、やめられない食品程に不健康で中毒性が高い、そんな悲しい研究結果がコロラド州立大学から発表されました。同大学が特定の食品35種類の成分を分析したところ加工の度合いが高い食品ほど中毒性が高まりやすいそうです。
参考:研究で判明!「中毒性の高い食べ物&低い食べ物」ランキング
美味しい食べ物の特徴は脂肪分が高く血糖値を急激に上昇させる
研究によると中毒性の高い食品のいくつかには消費や体内への吸収において麻薬中毒と同じ特徴があるそうです。そして、美味しい食品は共通して脂肪分が高く血糖値を急激に上昇させる傾向がある事が分かりました。私たちが美味しい物をやめられないのは、ただの食欲ではなく中毒であると言うわけです。
中毒性が高い食品
コロラド州立大学の調査によると一番中毒性が高い食べ物はピザ、次がチョコレート、3位がポテトチップスでした。その後も、ビスケット、アイスクリーム、フライドポテトと続きます。筆者は食品について詳しい知識はありませんが、どれもバリバリに加工され脂質が高く血糖値の急激な上昇を招く食品で、筆者が好きな食品ばかりです。
中毒性が低い食品
では、逆に中毒性が低い食品はなんでしょうか?こちらは1位がきゅうり、2位が人参、2位が豆(ソースなし)以後はリンゴ、玄米、ブロッコリー、バナナと続きます。なんというか、あまり食欲をそそらない食品が多いですね。たしかにキュウリをドカ食いしたり、リンゴを食べ過ぎるような事はないと思います。しかし逆に言うと食べ過ぎないと言う事はカロリーを過剰に摂取しないとも言えるのです。
肥満は薬物やアルコール依存症のように中毒の可能性も
この研究によって肥満している人が特定の食品について中毒している可能性が明らかになってきたようです。従来、肥満については当人の意思の問題とされ、大好きな食品を断つというやり方が取られてきましたが、それが食品に中毒しているとすれば、今後、肥満は病気の1つとなり病院で健康保険証を提示して治療される時代が来るかも知れません。
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