筆者が小学生の頃、シャープペンが大流行しました。家が貧しかった筆者はシャープペンを購入できず、エンピツで過ごしていましたが、学校ではシャープペンが禁止されていて、先生に没収されて泣いているクラスメイトがいました。でも、どうしてシャープペンは禁止だったのでしょうか?
禁止の理由は?
どうしてシャープペンが禁止されているのか?先生はシャーペンの芯をポキポキ折って遊ぶからダメだとか、シャープペンは軽い筆圧で字が書けるので正しい筆圧が身につかないとか、色々な理由を言いました。でも、なんとなく腑に落ちない感じがしませんか?
本当の理由は通電するから
学校でシャープペンが禁止された本当の理由は、シャープペンの芯が黒鉛で出来ているからです。黒鉛は非常に通電性が高く、遊び半分でコンセントに突き刺すと高圧の電流が流れ込んで危険です。また、コンセントに突き刺したシャープペンの芯に別のシャープペンの芯を接触させると爆発する恐れもあるのです。
生徒に真相を言わない理由は?
ならば、最初から生徒にそう言えばいいのにと思いますが、当時の先生は賢明でした。子どもはやるなと言われるとやってしまう動物なので、コンセントにシャープペンの芯を突き刺すと電流が流れると聴いたら、その日のうちにやるに決まっています。だから、そうは言わずに無難な理由しか言わなかったんですね。
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