毎日新聞の調査によると、岸田内閣の支持率は33%で5月の調査から12ポイント下落しました。逆に不支持率は58%で前回から12ポイント上昇しました。岸田内閣支持率急落の理由はなんでしょうか?
バカ息子に対する処分の遅さ
広島でG7サミットで急上昇した支持率ですが、その後明らかになった岸田文雄首相の長男、翔太郎氏による忘年会首相官邸での大はしゃぎ写真などで支持率は急落、4月調査の36%すら下回りました。身内の不祥事は自民党のお家芸で珍しくありませんが、高支持率に胡座をかいて、翔太郎氏の処分が遅かったのは随分響いたようです。すぐに首にして陳謝していれば、良かったのですが、公権力を私物のように扱う岸田総理の公私分別の無さが果てしない不信感として数字に表れた形です。
ミスだらけのマイナカード導入を強行
ただ、いくらなんでも長男の不祥事だけで、ここまで支持率は下がらないでしょう。それ以上に大きいのは、マイナンバーカードを巡る膨大な情報漏洩でしょう。マイナンバーカードと健康保険証を一体化する作業では現場での入力ミスが7300件見つかり、同姓同名など他人との情報とひも付けてしまうケースが続出。さらに公金受け取り口座との情報紐づけにおいても別人の口座が登録されるケースが約13万件も見つかりました。13万件です!個人情報漏洩に国民の7割が不安を覚える中で岸田総理はマイナンバーカードの続行を述べ、そればかりか、政府は2026年に新マイナンバーカードの導入を目指す事を発表しました。
ふざけんなよ岸田が支持率急落の原因
いやいや、言ってる意味がよく分からないんですけど?今のマイナカード問題の総括もできない間に、また次の新マイナカード?1兆円規模とされるマイナカードへの血税投入の責任は誰が取るの?ふざけんなよ岸田!と国民がなるのは当たり前で、怒らないほうが不思議でしょう。この呆れるほどの庶民感覚とのズレを放置すれば、岸田内閣の支持率はさらに低下間違いなしでしょう。
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