7月1日から3日にかけて、Twitterに閲覧制限がかかるケースが続出しました。筆者はパソコンから見ていましたが、閲覧制限はかからないものの、いいねが出来なくなる被害を受けました。突然の閲覧制限により、常時ツイッターを流し読みしているユーザーの大部分に大きな影響が出てしまいTwitterに限界を感じてインスタグラムやミクシーに流れていく人も出ているようです。しかし、どうして今回、イーロン・マスクはTwitterの閲覧制限に踏み切ったのでしょうか?
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考えられる理由は2つ
どうしてイーロン・マスクはTwitterの閲覧制限に踏み切ったのでしょう?専門家の意見を調べてみると考えられる理由は2つあるようです。1つはTwitterが従業員を大幅に減らした事により、システム管理に問題が生じていてそれに内部対応が出来ていない可能性。ツイッター社の従業員大量解雇は、随分話題になりましたが、その結果、5億人とも言われる閲覧者に対するサービスが間に合わず、なにかしらの対策をしているという事です。
もうひとつは、chatGTPのような生成AI開発企業がTwitter内部の投稿から消費者の関心や動向を探る目的でデータを集める事をマスク氏が嫌っているからではないか?という事です。この手の生成AIのテクノロジーについてマスク氏は否定的な見解を示していて、閲覧制限を課す事で、AI開発企業のデータ抽出を邪魔しているという推測が出来ます。
閲覧制限は解除されるのか?
イーロン・マスクは、思った事は事前アナウンスなしにすぐ実行する人物であるようです。しかし、閲覧制限によりユーザーにTwitter離れが起きると、Twitter社の大きな収入源である広告収入が減少し、さらに業績は悪化します。そのため、マスク氏がAI開発事業者と相談をした上で合意に到達すれば、閲覧制限は解除されるかも知れません。ただ、その際に閲覧制限を解除しましたとマスク氏が発表するかどうかは不明なので、Twitterユーザーはしばらく戦々恐々でtweetを閲覧する日々が続くかも知れません。
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