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ツイッターの閲覧制限、なぜ?イーロン・マスクの狙い

2023年7月6日


編集長日記02 kawausoさん、おとぼけさん

 

7月1日から3日にかけて、Twitterに閲覧制限がかかるケースが続出しました。筆者はパソコンから見ていましたが、閲覧制限はかからないものの、いいねが出来なくなる被害を受けました。突然の閲覧制限により、常時ツイッターを流し読みしているユーザーの大部分に大きな影響が出てしまいTwitterに限界を感じてインスタグラムやミクシーに流れていく人も出ているようです。しかし、どうして今回、イーロン・マスクはTwitterの閲覧制限に踏み切ったのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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考えられる理由は2つ

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

どうしてイーロン・マスクはTwitterの閲覧制限に踏み切ったのでしょう?専門家の意見を調べてみると考えられる理由は2つあるようです。1つはTwitterが従業員を大幅に減らした事により、システム管理に問題が生じていてそれに内部対応が出来ていない可能性。ツイッター社の従業員大量解雇は、随分話題になりましたが、その結果、5億人とも言われる閲覧者に対するサービスが間に合わず、なにかしらの対策をしているという事です。

幕末 西郷隆盛(パソコン)はてな

 

もうひとつは、chatGTPのような生成AI開発企業がTwitter内部の投稿から消費者の関心や動向を探る目的でデータを集める事をマスク氏が嫌っているからではないか?という事です。この手の生成AIのテクノロジーについてマスク氏は否定的な見解を示していて、閲覧制限を課す事で、AI開発企業のデータ抽出を邪魔しているという推測が出来ます。

 

 

閲覧制限は解除されるのか?

呂蒙が病気になり心配で仕方ない孫権

 

イーロン・マスクは、思った事は事前アナウンスなしにすぐ実行する人物であるようです。しかし、閲覧制限によりユーザーにTwitter離れが起きると、Twitter社の大きな収入源である広告収入が減少し、さらに業績は悪化します。そのため、マスク氏がAI開発事業者と相談をした上で合意に到達すれば、閲覧制限は解除されるかも知れません。ただ、その際に閲覧制限を解除しましたとマスク氏が発表するかどうかは不明なので、Twitterユーザーはしばらく戦々恐々でtweetを閲覧する日々が続くかも知れません。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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