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ロシアの攻撃によりウクライナ港湾都市で穀物6万トンが[被害]を受ける

2023年7月24日


世界史02 プーチン風大統領

 

2023年7月19日、ウクライナの南部港湾都市オデーサでロシア軍のミサイル攻撃が行われ、貯蔵インフラが破損し約6万トンの穀物が失われたとウクライナ政府が発表しました。ウクライナのミコラ・ソルスキー農業大臣はオデッサにおいて、相当な量の輸出インフラが稼働していないと指摘しています。

 

 

参考:ウクライナ港湾都市をロシアが攻撃、穀物6万トンが被害 輸出協定の失効翌日

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ロシア、ウクライナ産穀物輸出協定を延長せず

 

この攻撃は、ウクライナ産の穀物輸出に関する国際協定の期限延長をロシアが拒否したことによるものです。協定の期限はトルコ時間の18日午前0時に切れ、それまでロシアは黒海に面するウクライナ支配地域のオデーサ、チョルノモルスク、ユージネ・ビウデンニの港からの穀物輸出を認めていましたが、失効後は攻撃対象となった模様です。

 

住宅や民間人が犠牲に

爆死する松永久秀

 

この攻撃により、オデーサと黒海沿岸のチョルノモルスクにある穀物ターミナルと港湾インフラが狙われ、少なくとも12人の民間人が負傷し、9歳の少年を含む複数の集合住宅も被害を受けました。ウクライナのゼレンスキー大統領は、このミサイル攻撃がウクライナだけでなく、世界中の正常かつ安全な生活を求めているすべての人々に対する打撃であると非難し、ドイツのアナレーナ・ベアホッグ外務大臣もロシアに対して非難の声を上げています。同氏はプーチン氏がオデーサを爆撃の雨で覆ったことで、ウクライナ産穀物に対する希望を奪い、世界で最も貧しい人々を襲っているとして非難しました。

 

ウクライナ軍の防空戦力の弱さが浮き彫りに

テレビを視聴するkawauso編集長

 

さらに、ウクライナ軍の対空戦力の弱さも露呈しています。ロシア軍によるミサイル攻撃では、黒海やクリミア、ロシア南部から巡航ミサイル「カリブル」や対艦ミサイル「Kh-22」などの神風ドローンが使用されましたが、ウクライナ軍はわずか37発のミサイルとドローンのみの撃墜に留まり、その航空戦力の脆弱性が浮き彫りになりました。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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