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プーチン大統領にまつわる奇妙な因縁[料理人]

2023年8月6日


 

世界史02 プーチン風大統領

 

プーチン大統領は、ワグネルの反乱が起きるまでプリゴジン氏を重用していた事が知られています。このプリゴジン氏とプーチン大統領の縁はモスクワの水上レストランを経営していたプリゴジン氏がフランスのシラク大統領と会談していたプーチン大統領に料理を提供した事でした。プリゴジン氏は元々、ホットドッグ屋の親父として成功した資産家だったのですが、実はプーチン大統領と料理人には切っても切れない奇縁がありました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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父方の祖父は高級ホテルの料理人

小帝(少帝劉弁)と董卓

 

プーチン大統領の先祖については、長い間謎に包まれていましたが、2018年のドキュメンタリー映画により、その父方の祖父、スピリドン・イワノヴィチ・プーチンの存在が明らかになりました。そして、このスピリドンが数奇な運命を辿っていた事も明らかになったのです。

 

 

ラスプーチン、レーニン、スターリンの胃袋を掴んだ

ラスプーチン

 

スピリドンは1879年、ロシアのトヴェリ州に誕生し、第一次世界大戦中にサンクトペテルブルクの高級ホテル「アストリア」の料理長を務め、スピリドンが給仕した客には、ロシアの怪僧ラスプーチンもいたそうです。これだけでもかなりスゴイのですが、スピリドンの料理の腕は確かだったのか、ロシア革命後はモスクワのダーチャ(別荘)に移され、そこでレーニンの料理人、次は後継者のスターリンの料理人を務めたとされています。

 

料理人の孫が料理人を引き立てる

世界史05b ロシアの国旗b

 

スピリドンは1965年、86歳でこの世を去りますが、その頃にはすでにプーチン大統領は誕生しています。料理長とはいえソビエト時代の給与では、あまり大した事はなかったのか、プーチン大統領の幼少時代は公営アパート住まいで裕福ではなかったそうです。しかし、料理人の孫として誕生したプーチンが元、ホットドッグ屋の親父を引き立て、民間軍事会社ワグネルまで組織させたというのは奇妙な偶然かも知れません。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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