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ロシア、ウクライナ戦争で通常戦力を損耗、核兵器依存強まる[防衛白書]

2023年8月11日


国会議事堂

 

2023年版防衛白書は、ロシアがウクライナ侵略により極東に配備された部隊を含めた通常戦力を大きく損耗。以後は核戦力への依存を深めていくと見解を示しました。より身近になったロシアの核の脅威に日本はどう対応すればいいのでしょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ロシアはオホーツク海を支配し原潜配備を強化

世界史02 プーチン風大統領

 

防衛白書はロシアが戦略原子力潜水艦の活動域であるオホーツク海周辺の防衛に一層比重を置きロシアが核ミサイルで日本を不意打ちできるように敵の潜水艦が入れないロシアの神聖な海にしようとしているとします。また、現在、ロシア太平洋艦隊に3隻配備されている核兵器を搭載できる「新型ボレイ級」弾道ミサイルが将来5隻に増強。2022年に1隻配備されたヤーセン級攻撃型原子力潜水艦が4隻に増強されると予想しました。

 

カムチャッカ半島や北方領土では地対艦、地対空ミサイルを配備

飛行機(プロペラ)に乗るkawausoさん

 

ロシアが神聖化を図るオホーツク海周辺のカムチャッカ半島や北方領土などでは近年、地対艦ミサイルや地対空ミサイルを配備。敵戦力のオホーツク海への侵入を阻止するバスチオン(砦)作戦の一環ではないかとしています。

 

 

オホーツク海のロシアによる聖域化を阻止せよ

爆死する松永久秀

 

オホーツク海においてロシア海軍が排他的な支配権を獲得すると原子力潜水艦や軍艦による核ミサイル攻撃が現実味を増します。ロシアに対し、良心など期待できない事は、ウクライナに対する非人道的な行為で証明されています。核兵器のない日本に対しては報復を恐れずに躊躇なく核ミサイルを撃つでしょう。ウクライナも核兵器を撤廃した後でロシアに侵略されているのです。もう一度、日本の核武装を含め、ロシアの脅威を考えないといけません。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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