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ウクライナ軍、クリミア沖の石油プラットフォーム[ボイコタワー]を再び制圧!


世界史01 飛行するドローン

 

 

ウクライナ国防省情報局によると、ウクライナ軍は2023年9月11日、南部クリミア半島の北西沖に位置する石油およびガス採掘施設である「ボイコタワー」を制圧したことを発表しました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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2014年以来のロシア支配からの奪還

世界史02 プーチン風大統領

 

 

「ボイコタワー」として知られるこの石油採掘施設は、2014年のクリミア半島併合以来、ロシアの支配下にありました。ウクライナ国防省はボイコタワーの奪還作戦を計画し、実行中にはウクライナ特殊部隊とロシアのSU30戦闘機との間で戦闘が発生する緊迫した瞬間もありました。しかし、ロシア軍は攻撃を受けてボイコタワーを放棄しました。ウクライナ軍は、戦利品としてヘリコプター用の無誘導航空機ミサイルや黒海上の船の動きを追跡するレーダーを鹵獲したと報告しています。

 

 

 ボイコタワーの戦略的重要性

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

ボイコタワーの奪還についての独立した情報源はまだ確認されていませんが、もしこの報道が正しい場合、ロシア海軍の黒海北西部での作戦展開能力が影響を受ける可能性があると専門家は指摘しています。さらに、ボイコタワーはイギリス国防省によれば、部隊の展開拠点や長距離ミサイルの設置場所として活用できる可能性があるため、今後、ウクライナ軍がボイコタワーを拠点にしてロシア軍に対する攻勢を増強する可能性が考えられます。

 

 

黒海の解放と輸出入の復活

軍艦(明治時代)

 

黒海がロシア軍の支配から解放されれば、ウクライナはロシアの攻撃に晒されていた輸出入活動を再開する機会を得ることができるでしょう。将来の展望は不透明ですが、ウクライナ国防省はボイコタワーの奪還に自信を持っており、この勝利が黒海解放の歴史的な一歩となる可能性も高いでしょう。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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