チャップリンとバスター・キートンはどう違う?[大人の学び直し]

2023年10月13日


緞帳の前(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)

 

チャールズ・チャップリン、とバスター・キートンは、あまり映画に詳しくない人でもご存知ではないでしょうか?両者ともサイレント映画時代に活躍した有名なコメディアンですが、2人はどこが違うのか説明できますか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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チャップリンは愛される人情派

 

チャップリンは、リトル・トランプとして知られるキャラクターで有名です。トレードマークは、小さな麦わら帽子、大きな靴、小さな蝶ネクタイ、振り子のような歩行スタイルで、今で言う「ちいかわ」のようなキャラクターで人々に愛されました。また、チャップリンのコメディには痛烈な風刺もありますが、同時にヒューマンドラマ要素を含むストーリー重視の内容で観客を感動させます。スリリングなアクションシーンも多くありますが、初期を除いて、それらのアクションは映画に緩急をつけるスパイスであり、メインはヒューマンドラマです。

 

 

キートンはドタバタコント重視

 

一方のバスター・キートンは驚異的な身体能力と危険なスタントを駆使したコメディで知られています。分かりやすく言えば、ジャッキーチェンのアクション映画が一番近く、平凡な日常から一瞬にして車に引きずられたり、高層ビルから落ちそうになったり、機関車から逃げ回ったり、観客を驚かせる演出が目白押しになります。また、表情豊かなジャッキーと違い、キートンは素の顔で、表情を崩さずに危険なシーンを演じ「石の顔」として知られました。その性質上、キートンの映画は長いストーリーではなく、1カット、1カットをスリリングに見せるように出来ていて、チャップリンとは対照的です。

 

 

まとめ

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

まとめるとチャップリンは愛されキャラで、長いストーリー展開で映画を見せる監督。逆にキートンは無表情で高い身体能力を駆使したスタントで1カット、1カットの刹那を見せる監督という事になるかと思います。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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