ハバネロの16万倍の辛さ!触ると大怪我の[白角麒麟]とは?

2023年12月12日


三国志の計略07 曹操

 

世界一辛い食べ物と言えば、暴君ハバネロで知られる青唐辛子だと思われがちです。しかし、実際にはハバネロの16万倍というトンデモナイ辛さを持つ植物が存在するのです。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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世界一辛いのはサボテンのような多肉植物

朝まで三国志 はなわ モブ

 

そんなハバネロを軽く飛び越える辛い植物が白角麒麟です。白角麒麟はトウダイグサ科の多年草で、サボテンに似た多肉植物、高さは50センチ程度で多数の茎を叢出してマット状に地面に広がります。

 

 

カプサイシンの類似体レシニフェラトキシンを生成

 

白角麒麟はカプサイシン類似体であるレシニフェラトキシンを高濃度に含んでいて、尋常ではない辛さを誇りハバネロの16万倍にも達するそうです。当然、ハッカクキリンは食用ではありません。食べなくても、素手で触れたり、傷付けたりする事で出てくる乳液には毒性が含まれるので近づいてはいけません。

 

 

薬としての効果も

医者の顔もあるコナン・ドイル

 

白角麒麟の生成するレシニフェラトキシン化合物は、ただ有毒なだけではなく、痛覚に関連する受容体に結合するため、強力な鎮痛作用を示し薬として使用されます。使い方を間違わなければ人間に恩恵をもたらす植物でもあるんですね。

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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