囲碁の碁石が黒より白の方が[小さい理由]とは?

2024年3月30日

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kawauso編集長(石原 昌光)

監修者

kawauso編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

コンテンツ制作責任者

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月に「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感していただけることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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碁をうつ関羽

 

囲碁は、単なるボードゲームではなく、奥深い戦略と精神的な駆け引きが求められる知的スポーツです。しかし、この古典的なゲームには、思わぬ工夫が隠されています。それは、白と黒の碁石のサイズです。実は白の碁石は直径が21.9ミリ、黒の碁石は22.2ミリと、黒の方がわずかに大きいのです。この細かな差が、ゲームの公平性を保つ秘訣になっています。

 

 

色の錯覚によるサイズの調整

華陀の治療を受けながら碁をうつ関羽

 

なぜこのようなサイズの差が設けられているのでしょうか?その答えは、色の錯覚にあります。白は膨張色として認識され、黒は収縮色として見えます。その結果、同じサイズの碁石を並べたとき、白が実際よりも大きく見えてしまうのです。この視覚的な不公平を解消するため、白の碁石を黒よりもわずかに小さくしてバランスを取っています。

 

 

ゲームの公平性を守る工夫

 

このサイズの微調整は、囲碁がもつ公平性と精緻さへの深い敬意を象徴しています。黒の碁石が0.3ミリ大きいこと、そして0.6ミリ程度厚いことは、プレイヤー間での公正な競争を確保し、どちらのプレイヤーにも等しく勝利のチャンスを与えるための配慮からです。この細かな注意は、囲碁が単なるゲームではなく、人間の知性と感性を磨くための道具であることを示しています。

 

 

囲碁の深遠な世界へ

 

囲碁の碁石のサイズに隠されたこの物語を知ることで、囲碁のゲームとしての美しさだけでなく、それを取り巻く文化や哲学にも興味を持っていただけたなら幸いです。この知識を携えて、囲碁のさらなる深掘りをしてみませんか?ゲームの表面だけではなく、その背後にある思想や工夫を学び、新たな視点で囲碁を楽しむことができるでしょう。

 

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