アメリカ下院610億ドルの[ウクライナ支援]予算可決


バイデン大統領風大統領 アメリカ

 

 

アメリカ下院が610億ドル(約9兆4000憶円)のウクライナ支援予算を可決した事を受けて、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は感謝の意を表明しました。今後、ウクライナ支援予算案は上院に送られ最終的にバイデン大統領が署名する事で発効します。アメリカからの軍事支援が再開した場合、弾薬や防空ミサイルなどの不足に悩むウクライナ軍の劣勢は回復しウクライナの大敗という最悪のシナリオは避けられそうです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ゼレンスキー大統領「アメリカに感謝する」

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

 

ゼレンスキー大統領はSNSで「戦争の拡大を防ぎ、何万人もの命を救うことになる。平和と安全は力によってのみ守られる。有難う!アメリカ」と投稿しました。昨年末より、ロシア軍の攻勢にさらされたゼレンスキー大統領にとっては、久しぶりの明るいニュースになりそうです。

 

 

大統領選を見据えウクライナ支援を巡り議会が紛糾

君主論

 

アメリカではウクライナ戦争の長期化でウクライナ支援予算が枯渇。そこに大統領選挙を視野にいれた共和党と民主党の政争も加わり、追加の予算も組めない状態が続いていました。しかし、最近、軍事支援の一部を無償ではなく有償にする事で与野党が合意に達した形です。

 

 

アメリカの支援がなければ今年中にウクライナは降伏

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

ウクライナではアメリカの支援停止により弾薬や防空ミサイルが不足。ウクライナ軍が一日で使用できる砲弾数はロシアの10分の1まで激減しました。そこにロシアが攻勢に転じ、要衝アウディーイウカを落される危機に陥っていました。アメリカCIAもこのままアメリカの軍事支援が停滞した場合、ウクライナが今年一杯でロシアへ敗北すると最悪のシナリオも提起していました。しかし、今回のアメリカ下院でのウクライナ支援予算の可決により、最悪の事態は回避される可能性が出てきました。

 

 

今後は兵員補充が課題

世界史04a ウクライナの国旗a

 

今後、アメリカより砲弾や防空ミサイルが到着すれば、ロシア軍に短期間で占領地域の広範囲な拡大を許す状況を回避できそうです。しかし、ウクライナでは弾薬や対空ミサイル不足以外でも、兵員補充が喫緊の課題となっています。

 

 

ロシアはアメリカの支援が届く前に攻勢を計画か?

世界史02 プーチン風大統領

 

アメリカ下院でのウクライナ支援予算の可決について、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は「想定どおりの結果」と強弁。アメリカの支援のせいで今後もウクライナの国土が荒廃し、より多くのウクライナ人が死ぬことになると吐き捨てました。アメリカの政策研究機関「戦争研究所」によれば、ウクライナに米国からの支援が到着するまでの数週間にロシア軍が攻勢を強める可能性を指摘しています。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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