この記事の目次
敗戦を知りすぐに退却戦
しかし、城門を出たのも束の間、楊端和が放った伝令がキタリ達に追いつき、王翦が退却して戦争に敗れた事を知らせます。キタリは悔しがりますが楊端和が退却し、間もなく番吾からも打って出る事が確実な状況では、ぐずくぐしてはいられず、すぐに退却を開始します。
ムチムチにムラムラ
壁はキタリの背中にくっついて腕を腹にまわす形で密着しているのですが、よくよく考えると、かなりのエロいシチュエーションである事に気づき、私は馬を降りなくていいのか?と顔を赤くして聞きます。それに対し、ナジャラ族が壁将軍はキタリのムチムチボディに興奮し恥ずかしがっていると通訳した事でキタリは猛烈に恥ずかしくなり、壁を一度は馬から降ろし、走ってついてこいと無茶を言いますが、その後、少し距離を取った形で再び、壁を馬に乗せていました。
キングダム797話ネタバレ「愕然とする咸陽」
その後は、苦難の退却戦の様子もなく、楊端和軍も飛信隊も無事に国境付近まで帰還、王賁も王翦の本隊を護衛しつつ国境付近まで引いた事がナレーションで説明されます。あそこまで執拗に王翦を追い回した司馬尚は、割合にあっさりと諦めたようです。そして、お決まりの咸陽では、秦の重臣たちと秦王嬴政と昌平君などがガックリと肩を落として衝撃を受けていました。今回の敗戦で秦が積み重ねてきた中華統一への野望が、砕け散ったのではないかという深い落胆です。
王翦を支えるモノ
同じ頃、国境付近では、王賁と倉央が会話をしていました。王賁は今回の敗戦は李牧に一度勝利した事による慢心だったのではないかと推測しますが、倉央はそれもあるが、今度の敗因は戦争で不確定要素を作る飛信隊と玉鳳軍を最初から李牧が排除した作戦勝ちだと思うと分析しました。そして、王翦軍の立て直しのために王賁に王翦の傍にいるように助言すると自身は、やり残した事があるとして王賁に別れを告げます。この口ぶりだと倉央は生きて帰らない覚悟のようですが、なにをするつもりなのか?キングダム798話に続きます。
【次のページに続きます】