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ネタニヤフ首相、戦時内閣を解散[極右色鮮明に]

2024年6月19日


世界史01b イスラエル国旗

 

 

イスラエルのネタニヤフ首相が戦時内閣を解散した事を政府当局者が明らかにしました。ネタニヤフ首相は、先頃、戦時内閣から離脱した中道派のガンツ前国防相を外し、右派の閣僚中心で再組閣する構えで、ガザの停戦は困難になる状況です。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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右派に引きずられるネタニヤフ政権

バイデン大統領風大統領 アメリカ

 

イスラエル戦時内閣は6人で構成されていましたが、ネタニヤフ首相はこれを解散し、戦時内閣にいたガラント国防相やデルメル戦略問題担当相を含む小数の閣僚とパレスチナ自治区ガザの安全保障について協議していく様子です。ネタニヤフ政権は右派主体の連立政権であり、極右の民族主義者、スモトリッチ財務相やベングビール国家安全保障相等から、アメリカの和平案に乗れば政権を離脱すると脅しを掛けられていました。

 

パレスチナ問題は長期化か?

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

今回の戦時内閣解散で、中道派のガンツ前国防相を切った事で、ネタニヤフ首相は極右閣僚の掲げるイスラエル人人質の全員救出とハマスの壊滅に大きく舵を切りました。ガラント国防相は中道ではありますが、ガンツ前国防相が離脱した事で、その意見は通らなくなる可能性が高く、アメリカが提唱するハマスとの停戦合意は暗礁に乗り上げる可能性があります。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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