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北朝鮮、軍事境界線の防衛を強化[体制引き締めの意図か?]

2024年6月20日


東京スカイツリー、kawausoさん

 

 

 

ゴミ風船などで世界の失笑を買っている北朝鮮が、最近、軍事境界線近くで地雷埋設や道路の補強作業などを進めている事を韓国軍が明らかにしました。また地雷施設では、爆発事故も発生し死傷者も出たとみられるようです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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脱北者団体のビラ撒きに神経過敏か?

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

韓国軍の分析では、北朝鮮が防衛強化を始めたのは今年4月頃からで、軍事境界線近くに兵力を投入し、地雷設置や道路補強以外にも、戦車の進撃を阻止する構造物を造ったりしているそうです。しかし、これらの動きは急遽始められたものであるようで、地雷の爆発事故が数回起き、死傷者が出ている事から、韓国軍参謀本部は、北朝鮮が軍内部の引き締めを図る目的で無理に作業を進めているとの見方を示しました。

 

 

北朝鮮兵士数十人が越境

日本兵vsロシア兵(日露戦争)兵士とモブ

 

北朝鮮は防衛強化だけではなく、6月9日に続き18日も北朝鮮軍の兵士数十人が軍事境界線を突破して韓国側に侵入しました。これに対し韓国軍が警告射撃を実施すると北朝鮮兵士は引き返したようです。

 

 

北朝鮮が軍事境界線を国境化する意図も

テレビを視聴するkawauso編集長

 

今回の一連の作業について韓国メディアは、金正恩総書記が韓国を「第一の敵」と位置づけ、軍事境界線を「国境化」する動きではないかとの見方を出していますが、韓国軍は現時点で断定は難しいとしました。これまで南北の対話の窓口でもあった軍事境界線ですが、脱北者団体による金体制非難のビラ撒きなどが一定の動揺を北朝鮮に与えた結果、金政権は窓口を閉ざし完全な国境化を目指しても不思議はありません。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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