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EU加盟国リトアニアとエストニアがウクライナとの[安保協定]に署名


世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

ウクライナ戦争でロシアの侵略に日夜抵抗し続けるウクライナに対し、欧州連合及びEU加盟国のリトアニアとエストニアは6月27日からブリュッセルで開かれた首脳会議において、ウクライナのゼレンスキー大統領と安全保障協定に署名しました。ウクライナと同様の安保協定を取り交わしているのは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツがあり、今回リトアニアとエストニアが加盟した事で六カ国となります。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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協定は9つの分野

世界史05b NATOの国旗

 

EUとウクライナの協定は武器供給、軍事訓練、防衛産業での協力、ウクライナ国土に埋められた地雷除去に関する事など安全保障と防衛政策における9分野で、それと同時にウクライナはロシアに併合された領土を取り返さなければならない事やロシアの勝利はあり得ない事を強調、協定加盟国は必要な限りウクライナを支援するとの確約を改めて表明しました。今回の協定はウクライナ戦争の期間中にウクライナと同盟国の中で締結された同様の協定を補完する事が目的であるそうです。

 

 

凍結されたロシア資産の利子の活用法も

まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

 

首脳会議では、さらに先進7カ国が経済制裁で凍結されたロシア資産から生じる利子を活用しウクライナに提供する計画の500億ドルの融資についても、主要機関に詳細をまとめるよう指示したとの事です。

 

 

侵略を許さない国際社会の態度を鮮明に

東京スカイツリー、kawausoさん

 

戦争開戦から2年以上が経過し、ウクライナ支援の対応にも温度差が見られるようになった国際社会。自由主義陣営では国民が主権者であるため見通しが不透明な対外戦争の支援は自国の経済を圧迫するものとして国政選挙などにおいて槍玉に挙げられやすい側面があります。しかし、今回の戦争はウクライナには非が100%なく、ロシアの侵略に全てが端を発している事をもう一度ウクライナの同盟国が確認し、一致団結してウクライナを支援しロシアを非難して侵略を断念させる事が国際秩序の維持には不可欠でしょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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