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ロシア軍、兵力不足をお金で解消[一時金330万円の大判振る舞い]


世界史05b ロシアの国旗b

 

 

ウクライナ戦争の開戦から二年五ヶ月、両国において兵員不足が深刻になる中、ロシアでは高額報酬と引き換えに軍と契約する「契約軍人」の募集が続いています。これらの報酬は政府の支給額に各自治体が上乗せし、かなり高額化してきました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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モスクワ市長契約者に一時金330万円

まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

 

契約軍人の募集が続く中、ロシアの首都モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長は7月23日、モスクワ市民が1年以上、軍に入隊する契約を結んだ場合、190万ルーブル(日本円で330万円)の一時金を支給すると発表しました。この金額はロシア連邦統計局が発表した今年4月のロシア人の平均月収の22倍の高額です。

 

 

契約軍人制度で19万人が入隊

世界史05a ロシアの国旗a

 

この高額の一時金を元にした「契約軍人」集めは順調であり、ロシアの安全保障会議メドベージェフ副議長は、この制度で今年、ロシア軍の兵力が19万人増加したとしています。

 

 

高額の一時金はロシア連邦や地方自治体に負担

東京大学 kawausoさん

 

ロシア軍がウクライナ戦争への従軍兵士に高額の給与を支払っているのは、以前から知られていますが、「契約軍人」はそれを補うものだと言えそうです。多額の一時金により、現在のウクライナ侵略を維持している形のロシア軍ですが、その予算は、今後ロシア連邦及び、地方自治体の大きなコストになる可能性が高いようです。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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