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ウクライナで受刑者3800人が軍に[入隊]

2024年7月26日


徴兵から逃れをようと国外に逃亡を試みる日本人兵

 

 

長期化するウクライナ戦争を受けて、ウクライナでは海外渡航が制限され、徴兵免除の規定も厳格化されています。この背景には、従軍中の兵士が急速も出来ずに前線に出され続ける事で精神を病んだりするケースが増えた事や、従軍兵士家族の政権への不満も影響しています。しかし、新たな徴兵はより一層のウクライナ国民の嫌戦気分を煽る事に繋がる為、ウクライナ政府は今年5月に法律を改正、一部の服役者へ従軍と引き換えに刑期を免除する制度を整備しました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ウクライナメディア、受刑者3800人が入隊と報道

罪人(囚人)

 

ウクライナメディアは、7月23日、議会にあたるウクライナ最高会議の議員の話として、刑務所受刑者3800人がウクライナ軍に入隊したと報道しました。ウクライナでは5月に法律が改正され、一部の受刑者が入隊できるようになり、これを受けて4000人の受刑者が入隊を希望したとされますが、実際の入隊には裁判所の許可が必要でした。しかし今回の3800人が入隊した事で、大半が入隊を許可されたと考えられます。

 

 

ウクライナ軍に入隊できる受刑者は1~2万人

世界史04a ウクライナの国旗a

 

ウクライナの法務大臣は、今後の見通しとして、ウクライナ国内に服役する1~2万人の受刑者が軍への入隊を志願するのではないかと答えています。ただし前線に出すには訓練が不十分であり、実際に服役兵が実戦配置されるのは、もう少し先になりそうです。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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