ウクライナのゼレンスキー大統領は8月13日、ウクライナ軍のシルスキー総司令官と協議したとする写真をSNSに掲載、困難な状況にもかかわらず我々は前進していると述べ、同時に攻撃の成果で1000平方キロのロシア領土を制圧し、74の集落をウクライナ軍の管理下に置いていると主張しました。
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越境攻撃の次の段階を示唆
また、ゼレンスキー大統領は次の段階に向けた準備が続いている」とも述べ、作戦を継続する姿勢を示すと共に、ウクライナ軍が次のアクションへ向けて進み始めている事を示唆しましたが、具体的な内容については明らかにしませんでした。
クルクス州に関心はない
ウクライナ外務省の報道官は8月13日、記者会見で、クルクスの占領地を永続的に管理するのか?という質問に対し、ウクライナ政府はクルスク州には関心がないとして領土的野心を否定。今回の越境攻撃は、ロシア軍がクルスク州からウクライナ側に攻撃を仕掛ける事を阻止し、東部ドネツク州のロシア軍部隊を引き上げさせる事が目的だと述べました。
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