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これは和平交渉ではない
寧姫は、再び騰に向き直り、では私たちで和平交渉を開始しましょうと言い出します。寧姫は騰が秦の意向とは無関係に秦と韓の和平交渉を進めるつもりで自分を呼んだと考えていたのです。しかし騰は「これは和平交渉ではない」と即座に否定します。
韓は滅ぶ。しかし民は救える
寧姫は和平交渉ではないと聞いて、騰が自分を捕らえるために嘘をついたのだと思い、卑怯者と口走ります。それに対し騰は「秦は和平交渉などせず、韓が滅びるまで遠征軍を送り続ける。いかに洛亜完が良将でも韓の滅亡は防げない」と言い放ちます。勝手に決めるなと反論する寧姫に騰は「韓は滅ぶが民を救う事は出来る」と言いました。
キングダム819話ネタバレ「法の下秦と韓の民は一つ」
韓が滅べば民もまた秦に蹂躙され滅ぶと寧姫は反論しますが、騰はそれは違うと反論します。それは南陽を見れば分ると騰は指摘します。南陽では秦の法律の下で秦人も韓人も平等に平和な暮らしを享受している。同じ事が新鄭でも起きると騰は言い放ちました。
新鄭が略奪されれば秦王でも斬る
それに対し寧姫の従者は、南陽は助けても新鄭は蹂躙し全てを奪い尽くすはずだと張宰相のような事を言います。これに対し騰は、新鄭こそ大切にされるべきで決して略奪など起こさせない。もし、そんな命令を出せば相手が秦王でも斬り捨てると断言しました。
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